≪リースタル≫

大陸全土を国土とする大国。
新暦4723年に、独立都市が集まりその国を形成した。
建国当時の首都はウィスタであったが、先の戦争の時に致命的なダメージを負ったため、現在、首都はティレニアに遷都された。
科学技術が発達しており、その技術では世界最高レベルを誇る。

≪ナディム≫

リースタルの東部に位置する小さな島国。
近年まで、他国との交流が少なかったため、独自の文化が発達している。
古代より、神に対する信仰の強い国であり、民主化されている現在においても、宗教機関の権力は強い。
基本的に科学を否定し、実際にリースタルの科学を持っても解明できない技術を持っているといわれる。

Story
つてこの星には高度に栄えた文明があった。
しかし、その文明はある日忽然としてその姿を消す。
文献上その文明の名が見られなくなってから約5000年。
新暦4890年秋。物語はそこから始まる。
大陸全土を領土とするリースタルとその東方の島国ナディム。
この二つの国の戦争は長い歴史の中からみれば、ほんの些細なものだった。
だがそれは人々の運命を弄ぶには十分過ぎるものであった。

戦争はリースタルの新兵器の暴走事故により、双方の痛み分けという形で終結した。
それから10年。
人々は心に様々な傷を持ちながらも、平穏さを取り戻しつつあった。

青年レートは山奥の村で妹と二人、平穏な日々を過ごしていた。
そんなある日、森の中で科学者の女を助けたことがきっかけで彼は旅立つこととなる。
様々な人と出会い、関わるうちに、レートはやがて自分に秘められた力に気づいていく。

力をめぐる欲望。
自らを変えたい願望。
そして真実を知った絶望。
様々な想いが渦巻く世界で青年たちは何を望み、そして何を為すのか。